ファースト・エステ・2
〜やすりやすり〜

 

SDは基本的に半完成状態での発売です。
それがどういうことか、と言うと、思いっきりパーティングラインが残っている、ということです。
こんな小さな画像でもパーツに段差があるのがくっきりわかりますね。
これをやすりでガリガリ削り落としていくことになります。

……体力勝負です。

 

まずはつながっていた指をちゃんとばらばらにすることにしました。
プラスチックカッターでガーリガーリ。
次はデザインナイフで整えて……おや?

 


やりすぎました!!

角度を間違えて、指の腹に思いっきり穴を開けてしまいました。
前から見るときちんとできているのですが、斜めに穴を開けてしまったため、裏から見ると大穴が開いてしまったのです。
超初歩的なミス、ちょっとへこみます……
横着せずにきちんと確認しながらやらなければ、という良い見本ですね。

しかしいくら悔やんでも開いた穴は戻らない。
どうする、アイフル!(時期ネタ)

 


はい、あっさりパテを埋めて回復です。

しかし細かいところまで紙やすりが入らないため表面がでこぼこです。
ついでに、あとで上から塗装しますが、どうしても色は変になってしまいますね。
最初っから失敗しないよう丁寧にやればよいのです。
反省します。

 


そして何とかやすりがけも完了です。
120→400→800→1000→1200と耐水ペーパーをかけてほぼ丸2日がかりでした。

コツはやっぱり手を抜かないこと。
各段階で”もうこれ以上綺麗にならない!”というところまでやらないと、あとからやり直す羽目になります。
個人的意見ですが、100番台を持ってると超便利。
段差もペーパーがけで消すことができます。
120ではまだちょっと細かすぎましたが。

逆に二ケタ台のペーパーだと、ペーパーでできた傷を消す方が大変なので使用禁止です。

 


パーツにワイヤーを通し、洗濯物干しようのハンガーにぶら下げます。
この状態で艶消しスプレーをかけてコーティングするのですが……
猟奇だ……

私の部屋には干すところがないので、廊下に干してます。
外から丸見えです。いや、こっちの方角には隣接した家は無いんですが。
夜とか見たら怖いですよね、やっぱり。

 

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